Claudeには「Projects(プロジェクツ)」という、特定のテーマや業務に特化した自分専用のAIワークスペースを作れる機能があります。社内マニュアルを読み込ませてFAQボットにしたり、論文をまとめて分析させたり、使い方次第で業務効率が劇的に変わります。

この記事のポイント Claude Projectsの使い方・料金・活用術を初心者向けに解説。プロジェクト作成からカスタム指示、ファイルアップロード、チーム共有まで、2026年最新情報を網羅。

Claudeとは、Anthropicが開発したAIチャットボットで、文章理解・生成・要約・分析を自然な対話形式で支援するツールです。

この記事の要点

  • Claude Projectsとは何か、通常のチャットとの違い
  • 無料プラン・Pro・Max・Teamプランごとの機能差
  • プロジェクトの作成からカスタム指示の設定手順
  • 業務効率化に直結する5つの活用パターン
  • NotebookLMChatGPT GPTsとの違い
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30秒で結論

  • Claude Projectsは「カスタム指示+ファイルアップロード+スレッド管理」を1つにまとめた専用ワークスペース
  • Projects機能は無料プランでも利用可能。Pro(月額$20)以上では拡張機能や上位モデルが解放される
  • PDFやドキュメントを読み込ませ、そのナレッジに基づいた回答を得られる(ファイル数・サイズ上限はプランと時期で変動、公式参照)
  • ChatGPTの「GPTs」に相当するが、Projectsのほうがセットアップが圧倒的に簡単
  • チームで共有したいならTeamプランが必要(価格・最低人数はAnthropic公式料金ページを参照)
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Claude Projectsとは?通常チャットとの違い

Claude Projectsは、Anthropicが提供するClaude内のタスク特化型ワークスペース機能です。通常のチャットが「その場限りの会話」なのに対し、Projectsは特定のテーマや目的に合わせた「専門家」を作れる機能だと考えてください。

通常チャットとProjectsの違い

通常のClaudeチャットでは、毎回ゼロから会話が始まります。前回の会話内容は引き継がれず、必要な背景情報をその都度説明する必要があります。

一方、Projectsでは以下の3つの要素を事前に設定できます。

  • カスタム指示(Custom Instructions): 「敬語で回答して」「マーケティング担当者向けに書いて」など、回答のトーンや前提条件を固定
  • ナレッジベース(ファイルアップロード): PDF、テキスト、コードファイルなどを読み込ませ、その内容に基づいた回答を生成
  • スレッド管理: 1つのプロジェクト内で複数のトピックを独立したスレッドとして管理

これにより、「社内規定に基づいて回答するHRアシスタント」や「自社の技術ドキュメントを理解した開発サポート」といった、目的特化型のAIアシスタントを簡単に構築できます。

カスタム指示でできること

カスタム指示は、プロジェクト全体に適用される「前提ルール」です。具体的には以下のような設定が可能です。

  • 回答の言語・文体の指定(「日本語で、ですます調で回答」)
  • 専門用語の定義(「CRMは当社ではSalesforceを指す」)
  • 出力フォーマットの固定(「必ず箇条書きで要点をまとめてから詳細に入る」)
  • 禁止事項の設定(「競合他社の推奨はしない」)

カスタム指示は後から編集可能で、プロジェクト内の全スレッドに自動適用されます。

ファイルアップロードの仕様

2026年4月時点でのファイルアップロード仕様は以下の通りです。

  • 対応形式: PDF、TXT、CSV、MD、HTML、コードファイル(.py, .js, .tsなど)、画像ファイル
  • ファイル上限・サイズ: プロジェクトの資料は1ファイル30MBまでで本数の上限なし。合計が知識容量に収まる範囲という制約だけがかかります(チャットへの直接添付は1チャット20ファイルまでと別枠)。数値は改定されることがあるので、最新値はAnthropic公式ヘルプセンターで確認してください
  • コンテキストウィンドウ: 公式仕様ページに記載のトークン上限を参照

アップロードしたファイルはプロジェクト内の全スレッドで参照でき、Claudeはファイルの内容を理解したうえで回答を生成します。

Claude Projectsの料金プラン比較

Claude Projectsを使うにはどのプランが必要なのか。本格的に活用するならProプラン(月額$20)が最低ラインです。

プラン別のProjects機能対応表

  • Free(無料): Projects機能自体は利用可能(利用回数や使えるモデルには制限あり)
  • Pro($20/月、年払い割引あり): 上位モデルを含む利用枠の拡大、Projectsの拡張機能(Enhanced project knowledge等)
  • Max 5x / Max 20x($100〜$200/月): Proよりも大きな利用枠、ヘビーユーザー向け
  • Team: チーム管理・共有機能。最低人数・SSO対応可否・上位プランの価格は時期により変動するため、Anthropic公式料金ページを必ず参照
  • Enterprise(要問い合わせ): 大規模コンテキスト、監査ログ、SSO/SCIM等

※価格・機能の最新値はAnthropic公式料金ページで確認してください(2026-05時点)。

無料プランでProjectsは使えるのか?

2026年に入ってからのアップデートで、無料プランでもファイル作成・編集や一部のサードパーティコネクタなどが使えるようになっています(提供範囲は変動するため最新は公式参照)。

Projects機能自体は無料プランでも利用できます。ただし以下の点は有料プランとの差があります(2026-05時点)。

  • 利用回数・モデル選択に制限あり(最上位モデルは有料プラン限定)
  • Enhanced project knowledge等の拡張機能は有料プラン限定
  • 混雑時の優先度が下がり応答が遅くなる場合がある
  • 利用枠のリセット周期や具体的なメッセージ数はAnthropic公式ヘルプ参照

正直なところ、無料版でProjectsを本格運用するのは厳しいです。日常的に使うなら、Proプラン(月額約¥3,000)への投資は必須です。

コスパで考えるおすすめプラン

  • ライトユーザー(週数回程度): 無料プランで試す → 制限が気になったらPro
  • ビジネス活用(毎日使う): Pro(月額$20)が最もコスパが良い。年払いなら$17/月
  • 開発者・パワーユーザー: Max 5x($100/月)。Claude Codeも週140〜280時間使える
  • チーム導入: Team Standard($25/人/月、5名〜)。プロジェクト共有が可能

Claude Projectsの始め方【5ステップ】

プロジェクト設定手順を示す立体的なワークスペース

実際にClaude Projectsを使い始める手順を、スクリーンショットなしでもわかるように解説します。

ステップ1: Claudeにログインする

claude.ai にアクセスし、アカウントでログインします。Googleアカウント、メールアドレス、Appleアカウントのいずれかで登録できます。

まだアカウントがない場合は、無料で作成できます。Proプラン以上を利用する場合は、ログイン後に画面左下の設定からプランをアップグレードしてください。

ステップ2: プロジェクトを作成する

ログイン後、画面左側のサイドバーに「プロジェクト」セクションがあります。

  1. 「プロジェクト」をクリック
  2. 右上の「+新規プロジェクト」をクリック
  3. プロジェクト名と目的を入力
  4. 「プロジェクトを作成」をクリック

プロジェクト名は後から変更できるので、まずは仮の名前で作成して問題ありません。「社内FAQ」「論文分析」「ブログ執筆」など、用途がわかる名前をつけましょう。

ステップ3: カスタム指示を設定する

プロジェクト作成後、カスタム指示を設定します。これが通常チャットとの最大の違いです。

カスタム指示の例(社内FAQボットの場合):

あなたは当社の社内サポート担当です。 以下のルールに従って回答してください。

  • 日本語で、ですます調で回答する
  • アップロードされた社内マニュアルの内容に基づいて回答する
  • マニュアルに記載がない質問には「この件については人事部にお問い合わせください」と答える
  • 回答の根拠となるマニュアルのセクション名を必ず明記する

カスタム指示の例(技術ドキュメントアシスタントの場合):

あなたはシニアソフトウェアエンジニアです。 以下のルールで回答してください。

  • コード例は必ずTypeScriptで書く
  • アップロードされたAPIドキュメントとREADMEに基づいて回答する
  • 非推奨(deprecated)のAPIは使わない
  • エラーハンドリングを必ず含める

ステップ4: ファイルをアップロードする

カスタム指示の設定後(または同時に)、ナレッジベースとなるファイルをアップロードします。

  1. プロジェクト画面で「ファイルを追加」または「+」ボタンをクリック
  2. ドラッグ&ドロップ、またはファイル選択でアップロード
  3. 複数ファイルの一括アップロードも可能

ポイント: ファイルのアップロード順序や名前は、Claudeがコンテキストを理解する際の手がかりになります。「01_概要.pdf」「02_詳細仕様.pdf」のように番号をつけると、体系的に理解してもらいやすくなります。

ステップ5: スレッドで会話を開始する

ファイルのアップロードが完了したら、プロジェクト内でチャットを開始します。

通常のClaudeチャットと同じ感覚で質問を入力するだけです。カスタム指示とアップロードファイルが自動的に適用された状態で回答が生成されます。

1つのプロジェクト内で複数のスレッドを作成できるので、トピックごとにスレッドを分けて管理しましょう。「構成案の相談」「原稿の校正」「参考データの分析」など、作業工程ごとに分けるのがおすすめです。

実務で使えるClaude Projects活用術5選

Projects機能をどう活用するかで、Claudeの価値は大きく変わります。ここでは、実際に業務で使える5つのパターンを紹介します。

活用1: 社内マニュアルのFAQボット

向いている職種: 人事、総務、情報システム部門

社内の就業規則、経費精算マニュアル、情報セキュリティポリシーなどをアップロードし、カスタム指示で「マニュアルに基づいて回答する」と設定するだけで、即席の社内FAQボットが完成します。

カスタム指示の例: アップロードされた社内規定をもとに回答してください。 規定に記載がない場合は推測せず、該当部署への問い合わせを促してください。 回答には必ず根拠となる規定の名称とセクション番号を添えてください。」

これにより、「有給休暇の申請方法は?」「出張の精算フローは?」といった頻出質問に、マニュアル準拠の正確な回答を自動生成できます。

活用2: 論文・リサーチの分析アシスタント

向いている職種: 研究者、アナリスト、コンサルタント

複数の論文PDFをアップロードし、「この分野の最新トレンドを整理して」「論文Aと論文Bのアプローチの違いを比較して」といった横断的な分析を依頼できます。

Claudeのコンテキストウィンドウは長文ドキュメントの取り扱いに強く、複数の文献を一括で分析できます(具体的なトークン上限・ファイル数上限はプランで異なるため公式参照)。

ポイント: 論文のPDFは可能な限りテキスト抽出可能な形式で用意しましょう。スキャン画像のPDFは文字認識の精度が下がり、分析の質に影響します。

活用3: コードレビュー・技術ドキュメントの専門家

向いている職種: エンジニア、テックリード

プロジェクトのREADME、APIドキュメント、コーディング規約をアップロードし、カスタム指示でコードレビューの基準を設定します。

カスタム指示の例: 以下のコーディング規約に従ってレビューしてください。

  • ESLintルール: 当社のeslint.config.jsに準拠
  • テストカバレッジ: 新規関数には必ずユニットテストを書く
  • 命名規則: キャメルケースを使用、略語は禁止」

Pull Requestのコードをコピペするだけで、プロジェクト固有のルールに基づいたレビューが得られます。Claude Codeを別途使っている場合でも、Projects側でドキュメントの確認や設計レビューを行うという使い分けが有効です。

活用4: コンテンツ制作のブランドボイス統一

向いている職種: マーケター、ライター、広報

ブランドガイドライン、過去の記事サンプル、ターゲットペルソナの資料をアップロードし、カスタム指示で文体を固定します。

カスタム指示の例: 当社のブランドボイスガイドラインに従って文章を生成してください。 トーン: カジュアルだが専門性を感じさせます。友人に教えるような口調。 NG表現: 『革命的』『画期的』『唯一無二』(使い古された表現は避ける) ターゲット: 30-40代のIT系ビジネスパーソン。」

これにより、誰がClaudeに指示しても統一されたブランドトーンの文章が出力されるようになります。チームプランならプロジェクトを共有して、チーム全体で同じブランドボイスを維持できます。

活用5: 契約書・法務ドキュメントのチェック

向いている職種: 法務、経営企画、フリーランス

業界の標準契約テンプレート、過去の契約書、法的チェックリストをアップロードします。新しい契約書を受け取ったら、プロジェクト内のスレッドに貼り付けて分析を依頼できます。

カスタム指示の例: 契約書のレビューを行ってください。 以下の観点でチェックし、リスクを高・中・低の3段階で評価してください。

  • 不利な条項の有無
  • 賠償責任の上限設定
  • 契約解除条件の妥当性
  • 競業避止義務の範囲 最終判断は必ず弁護士に相談するよう注意書きを添えてください。」

注意: AIによる契約書チェックはあくまで一次スクリーニングです。重要な契約の最終判断は必ず専門家に相談してください。

Claude Projects vs NotebookLM vs ChatGPT GPTs

Claude Projectsと似た機能を持つサービスは他にもあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

Claude Projects vs Google NotebookLM

NotebookLMはGoogleが提供する無料のナレッジ管理ツールです。ドキュメントをアップロードして質問できるという基本コンセプトは似ていますが、得意分野が異なります。

NotebookLMが優れている点:

  • 完全無料で使える
  • 音声ポッドキャスト生成機能(アップロード資料をポッドキャスト形式に変換)
  • マインドマップ生成機能
  • インタラクティブモード(AIと対話形式で学習)
  • 2Mトークンという巨大なコンテキストウィンドウ
  • Google Workspaceとのネイティブ連携

Claude Projectsが優れている点:

  • カスタム指示による細かい出力制御
  • スレッド管理で複数トピックを整理
  • ファイルに基づくコンテンツ生成(要約だけでなく、新規作成にも強い)
  • APIやClaude Code、Coworkなど他のClaude機能との連携
  • Team/Enterpriseプランでのチーム共有・アクセス制御

リサーチ・学習目的ならNotebookLM、業務のアウトプット生成ならClaude Projectsという使い分けが最適解です。

Claude Projects vs ChatGPT GPTs

ChatGPTGPTsはカスタムAIアシスタントを作成・公開できる機能です。ただし2026年8月16日以降、新規作成と公開ができるのはBusiness・Enterprise・Eduのワークスペースだけになりました。個人アカウントはFree・Go・Plus・Proのどれでも作成不可です。ここが今の最大の違いで、そのうえで両者は「共有と公開の仕組み」でも分かれます。

GPTsが優れている点(法人ワークスペースを使える場合):

  • 作成したGPTsをGPT Storeで公開し、他のユーザーに共有できる
  • APIアクション連携で外部サービスと接続可能
  • コミュニティが大きく、すでに多数のGPTsが公開されている

Claude Projectsが優れている点:

  • セットアップが圧倒的に簡単(ファイルアップロード+カスタム指示だけ)
  • GPTsのような「ビルダー画面」不要で、直感的に構築できる
  • 長文ドキュメントの理解精度が高い(200Kトークンのコンテキスト)
  • 日本語の自然さがワンランク上

用途特化の業務アシスタントを自分用に作りたいなら、Claude Projectsのほうが手軽で実用的です。個人アカウントで比べるなら、そもそもGPTsは作れないので勝負になりません。会社のChatGPTワークスペースがあって、作ったものを広く公開・配布したいなら、GPTsのエコシステムに分があります。

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Claude Projectsを最大限活用するコツ

指示書と資料で回答品質を高める仕組み

Projectsの機能を知っているだけでは不十分です。出力品質を最大化するための実践的なテクニックを紹介します。

コツ1: カスタム指示は「禁止事項」まで書く

カスタム指示は「やってほしいこと」だけでなく、「やってほしくないこと」を明記するのが重要です。「一般的なアドバイスではなく、アップロードされた資料に基づいてのみ回答する」と書くだけで、ハルシネーション(事実と異なる内容の生成)が大幅に減ります。

コツ2: ファイル名に構造を持たせる

ファイルをアップロードする際、名前に「01_」「02_」などの番号をつけたり、「[概要]」「[詳細]」「[FAQ]」などのカテゴリラベルをつけると、Claudeがコンテキストをより正確に把握できます。

コツ3: スレッドはタスク単位で分ける

「リサーチ」「執筆」「レビュー」など、作業フェーズごとにスレッドを分けましょう。1つのスレッドに異なる種類のタスクを混ぜると、コンテキストが散乱して回答精度が下がります。

コツ4: 定期的にファイルを更新する

古いマニュアルや規定がアップロードされたままだと、Claudeは古い情報に基づいて回答します。ドキュメントが更新されたら、プロジェクト内のファイルも差し替えましょう。

コツ5: モデルを使い分ける

すべてのタスクに最上位モデルを使う必要はありません。簡単な質問は軽いモデルに任せ、複雑な分析や長文生成だけをClaude Opus 5のような上位モデルに回すと、使用量の節約になります。プロジェクト内でモデルを切り替えられるので、タスクの難易度に応じて使い分けましょう。

AI PICKSの独自評価

AI PICKSでは、500以上のAIツールを編集部が継続的に評価しています。広告出稿や提携の有無でスコアが変わることはありません。

Claudeの総合スコア: 93点 / 100点満点

  • ユーザー評価: 4.6点(1523件のレビュー)

編集部の検証メモ

検証の観点

Claude Projectsを評価するにあたり、編集部では以下の3軸で公開情報を比較整理しました。

  1. セットアップの手軽さ:ナレッジベース構築までに必要な工程数
  2. ファイル取り扱いの柔軟性:アップロード上限・対応形式・更新のしやすさ
  3. チーム共有・コラボレーション要件:個人利用とチーム運用での機能差

公開情報からの比較整理

主要な類似サービスとの違いを、各公式サイトの情報をもとに整理しました。

項目Claude ProjectsChatGPT GPTsNotebookLM
料金Pro $20/月〜、Team $25/人〜作成はBusiness・Enterprise・Edu限定無料プランあり(有料はGoogle AI Pro経由)
ファイル上限本数は無制限 / 1ファイル30MBプロジェクトごとに制限ありソース数上限あり(プランで変動)
カスタム指示プロジェクト単位で設定可能GPTごとに詳細設定可能ソース起点のため指示はチャット側
チーム共有Teamプランで標準対応Team / Enterpriseで対応個人共有中心
日本語対応UI・回答とも日本語対応UI・回答とも日本語対応UI・回答とも日本語対応

数値や上限は変動する可能性があるため、最新の仕様は各公式サイトを参照してほしいです。

編集部の総合判断

  • 個人で素早くナレッジAIを作りたい人:Claude Projectsが有力。カスタム指示とファイルアップロードを最短工程でまとめられる構造になっている。
  • 複雑なロジックや外部API連携を組みたい人:ChatGPT GPTsの方が拡張性で勝る。Actionsで外部呼び出しまで設計できる。ただし作れるのはBusiness・Enterprise・Eduのワークスペースを持つ人に限られる。
  • 論文や長文資料の要約・引用が中心の人:NotebookLMが向く。ソースへの引用リンクが自動で付く点が、リサーチ用途では便利だ。

よくある質問

Q. Claude Projectsは無料で使えますか?

2026年4月時点で、無料プランでもProjects機能は制限つきで利用できます。ただし、利用回数の制限が厳しく(混雑時は数回で制限到達)、選べるモデルも上位の一部に限られるため、本格活用にはProプラン(月額$20 / 約¥3,000)以上が推奨です。年払いなら月$17(約¥2,550)に割引されます。

Q. Projectsにアップロードしたファイルはどこに保存されますか?

アップロードしたファイルはAnthropicのサーバーに暗号化して保存されます。ファイルはプロジェクト内でのみ参照され、Claudeのモデル学習には使用されません。Team/Enterpriseプランでは、データの取り扱いについてより詳細な管理ポリシーやSLAが適用されます。

Q. 1つのプロジェクトに何ファイルまでアップロードできますか?

本数の上限はありません。1ファイルあたり30MBまでで、合計がプロジェクトの知識容量に収まる範囲なら何本でも置けます。対応形式はPDF、TXT、CSV、MD、HTML、各種コードファイル、画像ファイルなど。なお「20ファイルまで」はチャットに直接添付するときの上限で、プロジェクトの資料とは別枠です。

Q. ChatGPTのGPTsとClaude Projectsはどちらがおすすめですか?

個人アカウントならClaude Projects一択です。GPTsは2026年8月16日以降、新規作成がBusiness・Enterprise・Eduのワークスペース限定になったため、個人で課金しても作れません。会社のワークスペースがあり、作ったアシスタントを外部に公開・配布したい場合はChatGPT GPTsのエコシステムに分があります。

Q. Projectsの内容をチームで共有できますか?

Team($25/人/月〜)またはEnterpriseプランで、プロジェクトをチームメンバーと共有できます。共有されたメンバーは同じナレッジベースとカスタム指示を利用でき、各自が独立したスレッドで会話できます。無料プランやProプランでは個人利用のみです。

Q. NotebookLMとClaude Projectsはどう使い分ければいいですか?

リサーチ・学習用途(論文の要約、資料の理解、学習コンテンツの生成)ならNotebookLMが優秀です。無料で使え、ポッドキャスト生成やマインドマップといったユニークな機能があります。一方、業務のアウトプット生成(契約書チェック、コードレビュー、コンテンツ制作)にはClaude Projectsが向いています。カスタム指示で出力を細かく制御でき、コンテキスト理解の精度が高いです。

Q. Projectsで使えるモデルは?

2026年9月時点で、Proプラン以上なら複雑な分析に強いClaude Opus 5、到達できる能力の高さで選ぶClaude Fable 5、そして軽量なモデルまでを切り替えられます。無料プランで選べるのは上位モデルの一部だけです。選択肢は世代交代のたびに入れ替わるので、対象モデルは公式の料金ページで確認してください。Opus 5は複雑な分析や長文処理に特に強く、100万トークンのコンテキストウィンドウにも対応しています。

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料金・機能・対応範囲は各社公式が一次情報です。本記事は公開時点の検証に基づきますが、最新かつ正確な条件は必ず各公式ページで確認してください。