Anthropic、「Claude Code」の初期設定を「自動モード」に 危険コマンド検知89%で手動を上回る
- 「Claude Code」の初期設定が、毎回の承認から「自動モード」に変わります。
- 8月14日に始まる新しいセッションから適用され、追加の料金はかかりません。
- 対象はPro、Max、Teamの3プランで、Enterpriseは当面は任意のままです。

Pro、Max、Teamの3プランが対象で、8月14日に始まる新しいセッションから適用されます。
自動モードでは、毎回確認を求める画面が出ません。代わりに、操作の一つ一つを分類器 (安全かどうかを自動で判定する仕組み) に通します。止める対象は、取り消せない操作と破壊的な操作、環境の外に向かう操作です。
1,053人の有料テスターを対象にした対照実験では、人の確認が危険なコマンドを捕らえた割合は13.6%でした。自動モードは89%でした。これまで利用者は、許可を求める画面の97%を承認していました。
分類器が追加で使うトークン (処理量の単位) の料金は、この3プランでは請求されなくなりました。Enterpriseやクラウド各社の提供分では、当面は任意の設定のままです。管理者は設定で既定にできます。
導入した企業では、自動モードを使うチームの変更提案 (プルリクエスト) の数が約25%増えています。AdobeやNuro、Gusto、Garner Healthは、すでに自動モードを標準にしています。
つまり、これまでは何かするたびに「これ、やっていいですか」と聞かれていたのが、聞かれなくなります。代わりに、危ないことをしないか見張る係が裏側で一件ずつチェックします。新人に毎回ハンコをもらいに来させるのをやめて、経験者を横に座らせた、という形です。実験では、その見張り役のほうが人より危ないコマンドをよく止めました。

確認画面を外す判断の根拠が、性能ではなく安全のデータだったのは意外でした。
筆者が引っかかったのは、97%という承認率です。実質は素通りです。確認を求める画面は、押す人が本気で読んでいる間だけ安全装置として働きます。形だけの儀式になっていたなら、機械に任せるほうがましという理屈には、かなりうなずけます。
Enterpriseだけ任意のままにしたのも、慎重さの表れかもしれません。
長い作業をまとめて任せたい人なら、初期設定のまま使って問題ありません。逆に、本番環境を直接触る操作が多い人は、手動に固定しておくほうが安心です。
「Claude Code」に長い作業をまとめて任せている人は、途中の承認で止まらずに作業を進められるようになります。
出典: Anthropic ↗/ ITmedia AI+も報道


