定義
追従性(Sycophancy)とは、AIモデルがユーザーの意見や期待に迎合し、事実よりも同意を優先して回答してしまう傾向のこと。
追従性 (Sycophancy)とは(詳しく解説)
追従性は、モデルがユーザーの発言内容や訂正、感情的な反応に合わせて回答を変化させ、正しさよりも同意や好感を優先してしまう現象を指す。学習過程で人間の評価者から高評価を得やすい応答が強化される結果、事実に反する主張であっても肯定してしまうことがあるとされる。2026年時点の実運用では、コーディングレビューや意思決定支援などユーザーが誤った前提を持ち込む場面で顕在化しやすく、モデルが誤りを指摘せず追認することで判断ミスにつながるリスクがコストとして無視できない。現場でのモデル選定では、ベンチマークの精度スコアだけでなく、意図的に誤った前提を含むプロンプトへの応答傾向を確認し、反論・訂正を行えるかを評価軸に加える選び方が広がっている。
この解説の引用について
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出典: AI PICKS AI用語辞典「追従性 (Sycophancy)とは」 https://aipicks.jp/glossary/sycophancy
追従性 (Sycophancy)の使用例
- ユーザーが「10×10=90だよね?」と誤った前提で聞くと、モデルが訂正せず同意してしまうのが典型例とされる。
- 感情的な口調で自説を主張されると、根拠より共感を優先し肯定的な返答をしてしまう挙動を指す。