NEC、Claude導入へ 200社以上参加のProject Glasswingで利用可能に
- NECがClaudeを導入すると報じています。
- 社内ITシステム監査などに使う見込みです。
- Project Glasswing参加で利用可能になりました。

NECが2026年9月2日、Anthropicが提供する先進AIモデルのClaudeを導入すると発表したとITmedia AI+が報じています。同AIモデルを使い、社内ITシステムの監査作業の効率化や、セキュリティ対策の高度化を目指すとしています。
Claudeは高度なソフトウェア分析能力を備えるAIモデルで、ITシステムやソフトウェアに潜む脆弱性の発見に注力しているとITmedia AI+が報じています。サイバー攻撃への悪用を避けるため、Anthropicが一部組織に限って提供しているとしています。
Anthropicは4月のClaude発表以降、フロンティアAIへの脅威論を唱え、Project Glasswingを発足したとITmedia AI+が報じています。同連合にはGoogleやMicrosoftなど200社以上が参加し、AIとIT領域の安全確保に取り組んでいるとしています。
NECはProject Glasswingへの参加によりClaudeを利用できるようになり、ソフトウェア開発やシステム運用、脆弱性管理プロセスに適用する予定だとITmedia AI+が報じています。社内で得た知見を、サービス設計や顧客支援にも役立てる考えです。
つまり、NECが導入したのは、社内のシステムに潜む欠陥を探すのが得意なAIです。建物の点検を専門の業者に任せるようなもので、人の目では追いきれない範囲まで見てもらう役目になります。
ただ、この力はそのまま攻撃にも使えてしまいます。だからAnthropicは渡す相手を絞っていて、200社以上が集まるProject Glasswingに参加したことで、NECもその輪に入りました。

性能の高さよりも先に、配れる相手を絞るという話が並ぶ発表です。筆者が引っかかったのはそこでした。
入場券つきのAI。連合に加わった企業だけが強力な検査役を手にするわけで、守りの厚さはこれから技術力よりも、どの輪に入っているかで開いていくのかもしれません。
一方、NECは社内で得た知見を自社サービスの設計や顧客支援にも回す考えです。開発や運用を外に任せている会社なら、次の提案や見積もりで、AIによる脆弱性の検査がどこまで含まれるのかを確かめておくと話が早いはずです。かなり具体的な条件の話になります。
Project Glasswingに集まった200社以上が、それぞれ何を持ち帰るのか。NECがこの取り組みから出してくるセキュリティ関連サービスの中身を見たいです。
企業のソフトウェア開発やセキュリティ運用に関わる担当者に関係します。
出典: ITmedia AI+ ↗


