GitHub Copilot、コンテンツ除外をappとCLIで一般提供 管理者設定に対応
- GitHub Copilot appとCopilot CLIがコンテンツ除外に対応しました。
- 管理者が設定した除外ポリシーを尊重します。
- Copilot BusinessとCopilot Enterprise向けです。

GitHub Copilot appとCopilot CLIで、コンテンツ除外が一般提供になりました。企業、組織、リポジトリの管理者が設定したコンテンツ除外ポリシーを尊重するようになりました。
この対応により、GitHub Copilotは除外されたファイルをコンテキストとして使用しません。GitHubは、エージェント型ワークフロー全体で機密性の高いコードを保護する助けになると説明しています。
対象はCopilot BusinessとCopilot Enterpriseの顧客です。コンテンツ除外の詳細は、GitHubのドキュメントで確認できます。
つまり、会社が「このファイルはAIに見せない」と決めておけば、GitHub Copilotがそのファイルを参考にしなくなる、という話です。新しく入った人に、鍵のかかった棚だけは開けさせないのと同じ考え方です。
今回は、Copilotのアプリと、文字で命令を打ち込んで使うCLIの画面でも、その設定がきちんと効くようになりました。

新しくできることが増えた発表ではなく、読ませない範囲を決める発表です。日本の会社がAIツールを入れるときに最初に詰まるのは、たいてい「どのファイルまで読ませるか」なので、この手の地味な更新のほうが導入の役に立つ場面は多そうです。
守りの更新。
ただ、対象がCopilot BusinessとCopilot Enterpriseに限られるのは引っかかります。個人で契約して仕事に使っている人には効きません。機密の扱いを気にする組織ほど、法人の契約に切り替える理由がひとつ増えた形です。
そういえば、コードを書く道具は「賢さ」で比べられがちですが、社内で使い続けられるかを決めるのは、むしろこういう管理側の作り込みだと筆者は思っています。次は同じ除外の設定が、法人向けより下のプランにも降りてくるかを見たいところです。
GitHub Copilotを業務利用し、管理者が機密コードの扱いを制御したい企業や組織に関係します。

