Rossumとは

Rossumは、請求書・発注書・配送伝票などの取引文書をAIエージェントが読み取り、検証からERPへのデータ書き込みまでを自動化するプラットフォーム。2026年にCoupaが買収し、現在は「Coupa Acquires Rossum」として同社の自律的支出管理(Autonomous Spend Management)スイートの一部に位置付けられている。

主要機能

AIエージェントによる文書処理:メール・スキャナー・PEPPOL・共有ドライブ経由で文書を受信し、独自の取引特化型LLM(Aurora)が276言語・手書き文字にも対応して項目を抽出する。

検証と業務ルール連携:抽出データをマスターデータやERP、サードパーティAPIと突合し、GLコード・税コードなどを算出。承認/却下ルールに基づくワークフロー自動化や、AIが生成する取引先向けメール対応も行う。

ERP/会計連携:SAP・Coupa・NetSuite・Workday・Microsoft Dynamicsなど主要ERPと連携するコネクタを用意。

継続学習:ユーザーの修正フィードバックをモデルが取り込み、運用が進むほど自動化率が向上する設計。

料金と想定ユーザー

料金はGet A Quote方式のカスタム見積もりで、全プラン共通でFree Demo・14日間トライアル・製品ツアーのみ提供(無料利用枠は確認できない)。最下位のStarterプランは年額18,000ドルからで、上位にBusiness・Enterprise・Ultimateがあり、対応言語数やSSO、サンドボックス、文書アーカイブ期間などが段階的に拡張される。月間数千件以上の取引文書を扱う経理・調達部門やシェアードサービスセンター向けで、月数十件規模の小規模利用には不向き