Samsung、Galaxy移行機能を拡充 Android 17とiOS 26.6以降に対応
- SamsungがGalaxy向け移行機能を拡充しました。
- One UI 9でSmart Switchの手順を簡単にします。
- 中国本土以外でiOSからの移行に対応します。

Samsungは2026年8月25日、新しい第8世代Galaxy Zシリーズ向けのデータ移行機能を紹介しました。One UI 9のSmart Switchにより、iOSからGalaxyへ移るユーザーがデータや設定を移しやすくなります。価格は本文に記載されていません。
One UI 9では、iOS端末にSmart Switchアプリを別途インストールしなくても、新しいGalaxyに表示されるQRコードを読み取るだけで転送を始められます。ケーブルやアダプターを探さずに、ワイヤレス接続もしやすくなります。
転送できるデータは、写真、メッセージ、連絡先、カレンダー、アプリに加え、パスワードとパスキー、通話履歴、アクセシビリティ設定、eSIM情報まで広がります。対象はAndroid 17以降とiOS 26.6以降の端末で、中国本土以外の地域です。
Quick Shareも強化され、One UI 9とOne UI 8.5の端末でクロスデバイス共有を利用できます。AirDrop互換により、GalaxyとiOS端末の間でファイルを共有しやすくなります。対象はGalaxy Z Fold8 Ultra、Galaxy Z Fold8、Galaxy Z Flip8、Galaxy S26など一部フラッグシップモデルからです。
つまり、iPhoneからGalaxyに乗り換えるときの引っ越し作業が、ほぼQRコード1枚で済むようになります。これまでiPhone側にアプリを入れる手間がありましたが、新しいGalaxyの画面に出るQRコードを読むだけで転送が始まります。
運べる荷物も増えました。写真や連絡先だけでなく、パスワード、通話履歴、文字を大きくするなどの設定、それにeSIM(本体に内蔵された契約情報)まで移せます。引っ越し先で契約や設定をやり直す手間が減る、という話です。

発表を読んで印象に残ったのは、目立つ新機能ではなく、パスワードや通話履歴、アクセシビリティ設定といった地味なデータが並んでいたところです。写真が移るのは当たり前で、乗り換えを止めているのはむしろこういう細かい再設定の面倒くささ。そこを名指ししてきたのは、ユーザーの本音をよく見ているという印象です。
Quick ShareのAirDrop互換も同じ方向を向いていると思います。乗り換えた本人は困らなくても、周りの同僚や家族はiPhoneのまま。その断絶が残る限り、機種変更の心理的な壁は消えません。
囲い込みで守る時代から、出入りしやすさで選ばせる時代へ。
業務用の端末を配る立場の人なら、eSIM情報まで移せる点は検討材料になりそうです。ただし対象はAndroid 17以降とiOS 26.6以降、しかもAirDrop互換はGalaxy Z Fold8 Ultraなど一部機種が先行します。手元の端末が条件に入るかどうかで話が変わるので、次のGalaxy S26世代でこの対応がどこまで広がるかを見たいところです。
iOS端末からSamsungの新しいGalaxyへ乗り換えるユーザーに関係します。
