
【2026年最新】Grammarly代替ツール7選|無料・日本語・OSSまで本音比較
この記事のポイント Grammarlyの月12ドルは正直高い。無料で7割の機能をカバーするLanguageTool(OSS)、学術論文ならPaperpal、日本語混じりならDeepL Write。用途別の最適解を編集部が本音で並べた。
Grammarlyは便利だ。ただ、月12ドルを払い続ける価値があるかは別の話。英語ネイティブ向けに最適化されているせいで、日本人ユーザーが本当に欲しい「自然な英語への書き換え」は意外と弱い。さらに、自動更新トラブルや値上げで離脱するユーザーも増えている。
この記事は「Grammarlyを解約したいが、代わりが見つからない」人のための実用ガイドだ。無料・有料・OSS・日本語対応の4軸で、編集部が実際に使って残ったツールだけを並べる。
Grammarlyを今すぐ乗り換えるべき3つの理由

Grammarlyの代替を検討する主な理由は、価格・日本語対応の弱さ・プライバシー懸念の3点。それぞれが「乗り換えで解決できるか」を冷静に見極めるのが先決だ。
月額12ドルという価格は、年間で約2万円。英文を毎日書く人なら元が取れるが、週に数回しか書かない人には完全にオーバースペック。さらに2025年以降の値上げと自動更新ポリシーへの不満は、レビューサイトでも常連の指摘事項になっている。
日本語混じりの文章を扱う場合、Grammarlyは事実上機能しない。日本語のスペルチェックも文法チェックも未対応で、英日バイリンガル環境では完全に「英文だけのツール」になる。ここはDeepL WriteやLanguageToolが圧倒的に強い領域だ。
プライバシー面では、入力した全文がクラウドに送信される設計。社外秘の契約書やメールを校正する用途には正直向いていない。オンプレで動くLanguageToolのセルフホスト版なら、この懸念は完全に消える。
Grammarly代替ツール比較表(2026年版)

主要7ツールを「無料枠」「日本語対応」「強み」で並べた。価格は2026年6月時点の公式発表値で、変動の可能性がある点は留意してほしい。
| ツール名 | 無料枠 | 月額(有料) | 日本語 | 強み |
|---|---|---|---|---|
| LanguageTool | あり(20K文字/日) | 約5ドル〜 | ◎ | OSS・セルフホスト可 |
| QuillBot | あり(125語/回) | 約10ドル〜 | △ | パラフレーズ最強 |
| DeepL Write | あり | 約9ドル〜 | ◎ | 翻訳→校正連携 |
| ProWritingAid | あり(500語) | 約10ドル〜 | × | 長文・小説向け |
| Paperpal | あり | 約12ドル〜 | △ | 学術論文特化 |
| Scribbr | 限定 | 都度課金 | × | 入学エッセイ向け |
| editGPT | あり | 約8ドル〜 | △ | ChatGPT連携 |
総じて、無料で始められるLanguageToolが「とりあえず試す」最適解。本格運用なら用途別に分岐するのが正しい選び方になる。
1. LanguageTool|無料・OSS・日本語対応の三拍子

LanguageToolは、ドイツ発のオープンソース英文校正ツール。Grammarlyから乗り換えるなら、まずこれを試すべき一択。
無料プランで1日2万文字までチェック可能。日本語にも対応していて、英日混在の文書でも崩れない。プレミアム版でも月5ドル前後と、Grammarlyの半額以下に収まる。
最大の強みはセルフホストできること。Dockerで自社サーバーに立てれば、外部にデータを一切送らずに校正AIを使える。法務・契約書・社外秘文書の校正用途では、これが決定的な選択理由になる。
弱点は、UI・拡張機能の洗練度でGrammarlyに劣る点。Word・Google Docs・Chromeへの統合は問題なく動くが、UIの初動の遅さは少し気になる。
2. QuillBot|パラフレーズで世界一の評価

QuillBotは、文の書き換え(パラフレーズ)に特化したツール。Grammarlyの「リライト機能が物足りない」と感じる人には、まさに探していた答えだ。
リサーチによれば、エッセイや論文の言い回し改善でQuillBotを推す声は多い。9種類のリライトモード(Standard/Fluency/Formal/Simple/Creative等)を切り替えながら、同じ意味の文を別表現で何パターンも生成できる。
無料プランは1回125語までと短めだが、文章全体を分割すれば実用範囲。月10ドル前後で文字数制限が外れる。
日本語のリライトは精度が落ちるため、英文ライティング専用と割り切るのが吉。日本語混在なら次に紹介するDeepL Writeを併用するのが編集部のおすすめ運用だ。
3. DeepL Write|日本人ライターの本命
DeepL Writeは、翻訳で有名なDeepLが提供する英文校正ツール。日本人が英文を書く現場では、Grammarlyより使い勝手が良いケースが多い。
DeepL翻訳との連携が秀逸で、「日本語→英訳→Writeで自然な英語に磨く」という3ステップが1サービス内で完結する。Grammarlyにはこの体験がない。
無料プランでも基本的な書き換え提案が使える。月9ドル前後のPro版にすれば、文章スタイル(Business/Casual/Academic等)の切り替えが可能になる。
弱点は、文法エラーの細かい指摘ではGrammarlyやLanguageToolにやや劣ること。「自然な英語への書き換え」が主目的なら最強、「文法ミスを徹底的に潰す」用途なら他ツールとの併用が必要になる。
4. ProWritingAid|長文・小説向けの最強パートナー
ProWritingAidは、小説・脚本・長文記事を書く人向けの校正ツール。Grammarlyが「文単位」なら、ProWritingAidは「文章全体の構造」を見てくれる。
冗長表現、受動態の使いすぎ、副詞依存、特定単語の繰り返しなど、25種類以上の分析レポートを出してくれる。これは小説家・コピーライターには重宝する機能。
無料プランは500語まで。月10ドル前後の有料プランで制限が解除される。買い切りプラン(約400ドル)もあり、長期で使うならコスパは破格だ。
弱点はリアルタイム校正の動作の重さ。長文ファイルを開くとUIがもたつく場面がある。日本語も完全に未対応なので、英文専業ライター向けと割り切る必要がある。
5. Paperpal|学術論文に振り切った専用機
Paperpalは、学術論文・査読対応・カバーレターに特化した校正AI。研究者・大学院生・査読対応で疲弊している人には、ピンポイントで刺さる。
論文の構造、専門用語の使い方、ジャーナル投稿規定への準拠など、Grammarlyでは拾えない学術文脈のチェックが強み。リサーチでも「学術ライティング用途のGrammarly代替No.1」として頻繁に挙がる。
月12ドル前後と価格はGrammarlyとほぼ同等。ただし、汎用文章では機能のオーバースペック感が強い。論文執筆者以外には正直イマイチな選択肢になる。
英文校正の延長で論文の盗用チェックも欲しいなら、後述のScribbrを併用する選択肢もある。
6. editGPT|ChatGPTユーザーの最適解
editGPTは、ChatGPTのブラウザ拡張機能として動作する校正ツール。すでにChatGPTを使い倒している人なら、追加コストほぼゼロでGrammarly機能を手に入れられる。
トラックチェンジ形式で修正履歴が残るのが地味に便利。Wordの「変更履歴」と同じ感覚で、AIの提案を1つずつ承認・却下できる。
ChatGPT本体の月20ドルプランがあれば、editGPTの無料版で十分使える。専用契約は月8ドル前後で、Grammarlyより安い。
弱点は、ChatGPTの応答時間に依存する点。本家ChatGPTが重いとeditGPTも遅くなる。Grammarlyのような「常時バックグラウンドで動く」体験ではない。
7. Scribbr|入学エッセイ・出願書類の駆け込み寺
Scribbrは、入学エッセイ・出願書類・奨学金申請に特化したサービス。AIではなく人間のエディターが校正する点が、他のツールと根本的に違う。
価格は文字数ベースの都度課金(500語で約30ドル程度から)。Grammarlyの月額課金とは性質が全く違うが、「人生のかかった1本の英文」を完璧に仕上げたいなら、価格以上の価値がある。
リサーチでは「入学エッセイ用途のGrammarly代替」として頻繁に挙がる固有のポジション。AIツールにはない「文化的なニュアンスの調整」が圧倒的に強い。
日常的なメール校正には完全にオーバースペック。年に1-2回の重要文書のためだけに、覚えておく価値のあるサービスだ。
用途別おすすめの組み合わせ
1本で全部済ませようとせず、用途別に併用するのが2026年の正解。月20-30ドル予算なら2-3ツール組み合わせで、Grammarly単独より明らかに上回る環境が作れる。
日常メール・SNS投稿なら、LanguageTool無料版で十分。日本語も英語も同時にチェックできるOSSは他にない。
ビジネスメール・提案書なら、DeepL Write Pro(月9ドル)+ LanguageTool無料版の組み合わせが最強。日英バイリンガル環境ではこの構成が破格だ。
学術論文・研究なら、Paperpal Pro(月12ドル)一択。汎用ツールでは学術文脈の細部までは拾えない。
検索の精度を高めたいなら、リサーチ用途でFeloのような調査AIを併用すると、引用元の確認もスムーズになる。
Grammarly代替を選ぶ前に確認すべき5つの判断軸
ツール選びで失敗しないために、購入前に必ず確認したい5つの観点を整理した。最初に自分の用途を明確にすれば、月額課金の無駄打ちは防げる。
ひとつ目は「英語専業か日英混在か」。日本語が少しでも混じるなら、LanguageToolかDeepL Writeしか選択肢はない。Grammarly含む他のツールは英語専業ツールだ。
ふたつ目は「リアルタイム校正の必要性」。ブラウザでメールを書きながら即座にチェックしたい人にはGrammarly・LanguageToolの拡張機能が必須。バッチ処理で良いならeditGPT等の代替で十分。
みっつ目は「データプライバシー」。社外秘・契約書を扱うなら、セルフホスト可能なLanguageTool一択。クラウド型は全て却下対象になる。
よっつ目は「予算感」。月5ドル以内ならLanguageTool、月10ドル前後なら用途別に1本、月20ドル超を出すなら2本併用が現実的な選択肢になる。
いつつ目は「文章の種類」。学術論文ならPaperpal、小説ならProWritingAid、ビジネスメールならDeepL Write、汎用ならLanguageToolという具合に、専用ツールを選ぶことで体験は劇的に向上する。
編集部の検証メモ
代替候補を絞り込むにあたり、編集部は3つの軸で公開情報を比較検討した。(1) 月額コストと買い切りの有無、(2) 日本語混じり文への対応度、(3) 商用・業務利用での使い勝手の3点だ。Grammarlyからの乗り換えで失敗する典型は「英文校正の精度だけで選んで、日本語が混ざる実務で詰まる」パターン。だからこそ料金と精度に加え、日本語対応を独立した軸として置いた。
複数の比較メディアを横断すると、Grammarlyは月額換算で約12ドル、検出精度は数あるツールの中でも最上位クラスという評価で一致している。つまり「精度に不満があって乗り換える」わけではなく、価格・日本語・プライバシーのどれかが引っかかって離脱するケースが大半だ。代替を選ぶ側もそこを基準にするのが筋がいい。
公開されている料金・仕様を整理すると以下のとおり。導入前のあたりをつけるための一覧だ。
| ツール | 料金(公開情報) | 日本語 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Grammarly | 月額換算約12ドル | × | 検出精度は最上位クラス |
| ProWritingAid | 月額約10ドル/買い切り約399ドル | △ | 書き換え・文法・盗作チェックを一括 |
| QuillBot | 公式サイトで要確認 | △ | パラフレーズに強み |
| DeepL Write | 公式サイトで要確認 | ◎ | 日英バイリンガル文に対応 |
注目すべきはProWritingAidに買い切りプラン(約399ドル)が用意されている点で、サブスクの自動更新を嫌うユーザーには現実的な逃げ道になる。一方でQuillBotとDeepL Writeの最新料金は変動が早いため、ここでは断定せず公式の最新情報を参照してほしい。
導入前に確認すべきことは3つ。まず日本語対応の実態 ―― 表で△としたツールは英語が主戦場で、日本語の文法チェックまでは期待しないほうがいい。次に自動更新の条件。Grammarlyに限らず、無料版から有料版への切り替えや更新ポリシーは各社で差があり、解約導線も含めて契約前に必ず公式で確認すること。最後にプライバシー。入力文がクラウドへ送信される設計かどうかは、社外秘文書を扱うなら死活問題になる。具体的なデータ取り扱いは公式のプライバシーポリシーで要確認だ。
編集部の総合判断はこうだ。コストを最優先し、サブスクの呪縛から抜けたいなら買い切りのあるProWritingAid。英文と日本語を行き来する実務がメインなら、迷わずDeepL Write。言い換え・パラフレーズの量産が目的の人だけQuillBotを選べばいい。「とりあえず安いものを」で全ツールを試すのは時間の無駄 ―― まず自分が3軸のどれで困っているかを決めるのが、乗り換え成功の最短ルートだ。
よくある質問(FAQ)
Q. Grammarlyの無料版だけで十分ではないですか?
基本的なスペル・文法チェックなら無料版で足りる。ただし、文章のトーン調整・スタイル提案・パラフレーズはほぼ全て有料版限定。これらが欲しいなら、月12ドル払うよりLanguageToolの無料版+DeepL Write無料版の併用の方が、機能的にもコスト的にも有利になるケースが多い。
Q. 日本語の文章もチェックできるGrammarly代替はありますか?
LanguageToolとDeepL Writeが日本語対応。特にLanguageToolは無料で日本語の誤字・文法エラーを指摘してくれる希少なツール。日本語混じりの文書を頻繁に扱うなら、Grammarlyからの乗り換え一択になる。
Q. オープンソース(OSS)のGrammarly代替はありますか?
LanguageToolが事実上唯一の選択肢。GitHubで公開されており、Docker等で自社サーバーに立ててセルフホスト運用が可能。プライバシー懸念のある社外秘文書の校正には決定的な選択理由になる。
Q. ChatGPTがあればGrammarlyは不要ですか?
用途次第。「文章全体をリライトする」「アイデアを膨らませる」用途なら、ChatGPTの方が圧倒的に強い。逆に「メール作成中にリアルタイムで誤字を指摘してくれる」「ブラウザ全体で常時校正する」体験は、ChatGPTでは代替できない。両者は補完関係にある。
Q. 学術論文の英文校正にはどのツールが最適ですか?
Paperpalが学術論文専用に作られていて最も精度が高い。汎用ツールでは「ジャーナル投稿規定への準拠」「専門用語の使い分け」までは拾えない。重要な投稿前なら、Scribbrの人間によるエディター校正を併用するのも有効な選択肢だ。
各ツールの公式サイト(一次情報)
料金・機能・対応範囲は各社公式が一次情報です。本記事は公開時点の検証に基づきますが、最新かつ正確な条件は必ず各公式ページで確認してください。
- QuillBot — 公式サイト(AI PICKSの詳細)
- DeepL Write — 公式サイト(AI PICKSの詳細)
- ProWritingAid — 公式サイト(AI PICKSの詳細)
