
Felo完全ガイド|無料で始める使い方とPro月2,099円の違い (2026年版)
この記事のポイント Feloは日本発(Sparticle株式会社)のAI検索エンジンで、無料でも基本機能を試せる。本格的に使うならProプラン(月2,099円)で1日300回検索とGPT-4o・Claude対応が解放され、検索→要約→マインドマップ→プレゼン資料まで一本でつながる。この記事では無料枠の制限、料金の境界線、始め方、Perplexityとの違いまでまとめる。
「日本語のリサーチがChatGPTだと物足りない」と感じている人にFeloは刺さる。検索した情報をそのままスライドやマインドマップに変換できるのが、ただのAIチャットとの決定的な差だ。
Feloは2024年9月にリリースされた、日本発のAI検索エンジン。開発はSparticle株式会社。ChatGPTのように会話するのではなく、Web上の情報を検索し、出典付きで回答を組み立てるのが基本動作になる。リサーチ用途でFeloを検討しているなら、まず無料枠で何ができて、どこから課金が必要になるかを押さえておきたい。
Feloとは何か

FeloはWeb検索とAI生成を組み合わせた「答えを作る検索エンジン」で、日本語の調べものに強いのが最大の特徴だ。
従来の検索エンジンは、キーワードに対してリンクの一覧を返す。Feloは違う。質問を投げると、複数のWebページを横断して読み込み、要点をまとめた回答を出典リンク付きで返す。回答の根拠になったページがその場で確認できるので、AIの言いっぱなしを鵜呑みにせず裏取りができる。
国産ツールである点も実務では効いてくる。日本語のニュアンスや国内サイトの扱いに無理がなく、UIも日本語前提で作られている。海外発のリサーチツールにありがちな「日本語だと検索精度が落ちる」というストレスが少ない。
最新のFelo 3.0では「Search Agent」が搭載され、ひとつの質問に対して複数の検索クエリを自律的に生成し、横断的に分析するようになった。これまで人間が手で「この角度でも調べよう」と検索を繰り返していた作業を、AIが代わりに分解して回してくれる。
Feloでできること

Feloの強みは、検索して終わりではなく、調べた情報を成果物の形まで持っていけることにある。主要機能を整理する。
出典付きのAI検索と要約
質問を入力すると、Web上の複数ソースを参照した回答が出典リンク付きで返ってくる。これがFeloの中心機能だ。
回答の各所に番号付きの参照が振られ、クリックすれば元ページに飛べる。市場調査やレポートの下調べで、「この数字どこから来た?」をその場で確認できるのは大きい。AIの要約だけを読んで終わりにせず、一次情報に近いページへ戻る導線が常にある設計になっている。
多言語・横断検索
Feloは日本語以外の言語でも検索でき、日本語では見つけにくい海外メディアや企業の一次情報を拾える。
国内情報と海外情報を横断したい競合調査・市場調査で重宝する。日本語と英語の両方でキーワードを試すと、片方だけでは出てこなかったソースに当たることがある。グローバルな動向を追う調査では、この多言語性が地味に効く。
マインドマップ生成
集めた情報をマインドマップ形式で自動的に構造化できる。
調査テーマの論点、関連キーワード、比較軸が一枚で見渡せるので、情報量が多いテーマの初期整理に向く。「何から手をつけるか分からない」段階で全体像をつかむのに使える。企画立案や学習の最初のステップとして優秀だ。
プレゼン資料の自動生成
検索・要約した内容を、そのままプレゼンスライドに変換できる。
リサーチ結果を社内共有や提案資料に落とし込む作業が一気に短くなる。調べた直後に「これを資料にして」と進められるので、情報収集とアウトプットの間の手作業が消える。スライド品質にこだわるならGammaのような専用ツールと併用する手もあるが、下書きとしてはFelo単体で十分機能する。
画像生成・翻訳
Feloは画像生成や翻訳にも対応しており、リサーチ周辺の作業をひとつの画面で完結させやすい。
専用の画像生成AIほどの自由度はないが、資料に添える簡単なビジュアルや、海外ソースの翻訳をその場で済ませられるのは利便性が高い。「調べる→まとめる→見せる」の流れを一箇所で回せるのがFeloの設計思想だ。
料金プラン: 無料とProの境界線

Feloはフリーミアム型で、無料で始められる。ただし本格利用なら月2,099円のProプランが現実的な選択肢になる。
無料プランでも、AI検索・要約・出典確認といった基本機能は試せる。ただし検索回数や高度なAIモデルへのアクセスに制限がかかる。まず触ってみて使用感を確かめる、という入口としては十分だ。
Proプラン(月額2,099円前後)では、1日300回の検索、GPT-4o・Claudeといった上位AIモデルへの対応が解放される。業務でリサーチを日常的に回すなら、無料枠の回数制限はすぐ天井に当たるので、Pro前提で考えたほうが現実的だ。料金や上限は改定されることがあるため、契約前に公式サイトで最新の条件を確認してほしい。
| プラン | 想定する使い方 | ポイント |
|---|---|---|
| 無料 | 使用感の確認・たまのリサーチ | 基本機能を試せるが回数・モデルに制限 |
| Pro(月2,099円前後) | 業務での日常的リサーチ | 1日300回検索、GPT-4o・Claude対応 |
迷ったら、まず無料で1週間使ってみて回数制限に不満が出るかどうかで判断するのが一番早い。
Feloの始め方(3ステップ)

アカウント作成から最初の調査まで、ものの数分で始められる。手順はシンプルだ。
公式サイトでアカウントを作成する felo.aiにアクセスし、案内に沿って登録する。まずは無料プランで、検索精度・出典の見やすさ・資料化の流れを確認しよう。
言語と出力の設定を確認する 日本語で使うなら、検索言語と出力言語が目的に合っているかをチェック。海外情報も調べるなら、日本語と英語の両方でキーワードを試せる状態にしておくと比較しやすい。
最初の調査テーマを入力する 初回は「○○の市場規模を調べたい」「競合A社とB社を比較したい」のように目的を具体的に書く。出典を確認しながら要約を読み、必要に応じてマインドマップやスライド生成に進む。
最初の1回で「検索→要約→マインドマップ→資料化」の流れを一周しておくと、Feloの全体像が一気につかめる。
こんな人におすすめ
Feloは「日本語でしっかり裏取りしながら調べ、そのまま成果物にしたい人」に向いている。
おすすめなのはこんな人だ。
- 日本語でのAIリサーチを始めたい人
- 国内外の情報を横断して調べたい人
- 出典を確認しながら根拠ベースで調査したい人
- 調査結果をマインドマップや資料に整理したい人
逆に向いていないのはこんなケース。
- 無料枠だけで大量の調査を継続したい人(回数制限に当たる)
- 出典確認をせず結論だけ即使いたい人
- AI検索より通常の検索エンジンで細かく絞り込みたい人
注意点・落とし穴
Feloは出典付きで便利だが、AIの要約は最終判断ではない。重要な決定には必ず一次情報の確認が要る。
特に市場調査・法務・医療・金融・採用・投資判断に関わる内容では、要約を読んで終わりにせず、必ず出典ページを開いて元の資料を確認すること。AIが参照ソースを取り違えたり、文脈を端折ったりするリスクはゼロではない。
もうひとつは無料枠の制限だ。検索回数や使えるモデルに上限があるため、業務利用では早い段階でProが必要になる。最初に操作の流れを覚える時間も多少はかかるので、「触ったその日にフル活用」とまではいかない点も織り込んでおきたい。
Feloとよく比較されるツール
リサーチ系AIは選択肢が増えている。Feloの立ち位置を、代表的な比較対象と並べて整理する。
Perplexity
Perplexityは出典付きAI検索の代表格で、回答と参照元をまとめる精度に定評がある。純粋な「調べて答える」性能で比較されることが多い。Feloは日本語対応の自然さと、マインドマップ・スライド生成まで含めた「調査後の整理・資料化」で差別化している。
Genspark
GensparkもAI検索・情報整理のツールとして比較候補に挙がる。検索結果を読むだけでなく、テーマに沿って情報をまとめたい場合の選択肢だ。Feloとは、資料化やアウトプット作成まで含めて使い勝手を比べると判断しやすい。
ChatGPT
ChatGPTは対話しながら方針整理・比較表作成・文章化を進める用途に強い。一方で検索と出典確認の体験は利用環境で差が出る。FeloはAI検索エンジンとして、出典付き検索と調査整理を軸に使いたいときの候補になる。
よくある質問(FAQ)
Q. Feloは無料で使えますか?
使える。フリーミアム型で、無料プランでもAI検索・要約・出典確認といった基本機能を試せる。ただし検索回数や使える高度なAIモデルに制限があるため、業務で日常的に使うなら月2,099円前後のProプランが現実的だ。
Q. FeloとPerplexityはどちらがいい?
純粋な検索回答の精度ならPerplexity、日本語の自然さと「調べた情報を資料・マインドマップにする」一気通貫の体験ならFelo、というのが編集部の見立てだ。日本語リサーチが中心で成果物まで作りたいならFeloが一択に近い。
Q. Feloはどこの国のツールですか?
日本発。Sparticle株式会社が開発しており、2024年9月にリリースされた。日本語UIと日本語検索の自然さは、この国産という出自に支えられている。
Q. Felo 3.0の「Search Agent」とは何ですか?
ひとつの質問に対して複数の検索クエリをAIが自律的に生成し、横断的に分析する機能。これまで人が手で繰り返していた多角的な検索を自動化し、手動リサーチの工数を大きく削減する。
Q. Proプランの料金はいくらですか?
月額2,099円前後で、1日300回の検索とGPT-4o・Claudeなど上位AIモデルへの対応が解放される。料金や上限は改定される可能性があるため、契約前に公式サイトで最新条件を確認してほしい。
編集部の評価
日本語リサーチをAIで効率化したい人にとって、Feloは無料で試す価値が十分にある。正直、ここまで「調べる→まとめる→見せる」が一本でつながるツールは少ない。
特にマインドマップとスライド自動生成は、リサーチで終わらずアウトプットまで必要な人に重宝する。Perplexityの検索精度と比べると一長一短だが、日本語中心で資料化まで求めるなら立ち位置は明確だ。
弱点は無料枠の回数制限で、本気で使うならProは事実上必須になる。とはいえ月2,099円でGPT-4o・Claude対応と1日300回検索が付くなら、業務リサーチの時短効果を考えれば破格の部類だ。まず無料で一周して、回数制限に不満が出たらProへ、という入り方を勧める。
まとめ
Feloは、日本語でAIリサーチを始めつつ海外情報まで拾い、そのまま資料化したい人に向く国産ツールだ。検索・要約・マインドマップ・スライド生成までを一気に短縮できる。無料で使用感を確かめ、回数が足りなくなったらPro(月2,099円前後)へ。厳密な専門判断では必ず出典の一次情報を確認し、用途次第でPerplexityなど他の選択肢とも並べて比べてほしい。
