Bubble vs Adalo: 違いと選び方完全ガイド2026
編集部の検証メモ
検証の観点 Bubble と Adalo はどちらもAI生成とビジュアル編集を組み合わせたノーコード開発プラットフォームとして並び称されるため、編集部では公開情報をもとに「出力先(Webかモバイルか)」「拡張性(外部API・プラグイン)」「料金体系と無料枠の使い勝手」という3つの軸で比較整理しました。どちらも英語UIで日本語ローカライズは未対応のため、ここは差別化要素にはなりません。
公開情報からの比較整理
- 出力先: BubbleはWebアプリを中心に、ラッパー経由でモバイル展開。AdaloはiOS / AndroidネイティブアプリとWebを同一プロジェクトから公開可能。
- 拡張性: Bubbleはプラグインマーケットと外部API連携、決済・認証統合が豊富。AdaloはカスタムアクションやAirtableなど外部コレクションに対応するが、プラグイン文化はBubbleより小さめ。
- 料金: 双方ともfreemiumで無料プランから検証可能。有料プラン以降の従量課金(ワークロードユニット、月間アクション数など)は変動するため、最新料金は公式サイトを参照するのが確実です。
- 商用利用: いずれも公開プランで商用利用に対応。本番運用には有料プランへの移行が前提となります。
編集部の総合判断 SaaSや課金型Webサービス、マーケットプレイスを立ち上げたい起業家にはBubbleを推します。プラグインと外部APIによる拡張余地が、後からの機能追加に効きます。会員向けモバイルアプリや現場で使う業務アプリを公開したいチームにはAdaloが向きます。ネイティブアプリとプッシュ通知の組み合わせはモバイル前提の体験で強みを発揮します。Webとモバイルどちらに寄せるか決めかねている段階なら、最終的な利用デバイスを先に定義してから選定するのが現実的です。
結論: BubbleとAdaloはどちらを選ぶべきか
BubbleはSaaSや社内ツールなどWebアプリを本格的に作り込みたい人に向き、AdaloはiOS / Androidのネイティブモバイルアプリを同一プロジェクトから公開したい人に向きます。Webプロダクト中心ならBubble、モバイル前提のアプリならAdalo、というのが意思決定の第一の分岐点です。両者ともAI生成とビジュアル編集を組み合わせたノーコード開発プラットフォームで、無料から試せる点は共通しています。
主要機能比較
| 比較項目 | Bubble | Adalo |
|---|---|---|
| 料金タイプ | freemium(無料プランあり) | freemium(無料プランあり) |
| 主機能 | プロンプトからのUI / バックエンド生成、ドラッグ&ドロップエディタ、データベース、ワークフロー | AI(Ada)による初期アプリ生成、複数画面キャンバス、内蔵データベース、画面遷移設計 |
| 日本語対応 | 画面は英語のみ | 画面は英語のみ |
| 学習コスト | 最初は使い方を覚えるのに時間がかかる | 最初は使い方を覚えるのに時間がかかる |
| 統合 | 外部API連携、プラグイン拡張、ユーザー認証、決済 | Airtableなどの外部コレクション、カスタムアクション、プッシュ通知 |
| 出力先 | Webアプリ / モバイルアプリ | iOS・Androidネイティブアプリ / Web(同一プロジェクトから公開) |
| おすすめユーザー | SaaS・社内ツール・マーケットプレイスを検証したい起業家や事業部門 | 業務アプリ・会員向けアプリ・予約申請フロー・MVPを検証したい起業家や事業チーム |
| 強み | プラグインと外部APIによる拡張性、決済・認証まで含めた本格プロダクト構築 | ネイティブアプリ公開とプッシュ通知に対応したモバイル特化の開発体験 |
用途別の選び方
SaaSや課金型Webサービスを立ち上げたい場合 Bubbleを推します。ユーザー認証、決済、外部API連携、プラグイン拡張に対応しており、コードを書かずにSaaSやマーケットプレイスのプロダクトを検証・公開できる設計です。バックエンドのワークフローまで細かく調整できる点が、課金や複雑なロジックを伴うWebサービスとかみ合います。
スマホで使う会員向けアプリや業務アプリを作りたい場合 Adaloを推します。iOS・AndroidのネイティブアプリとWebを同一プロジェクトから公開でき、プッシュ通知にも対応します。会員向けアプリ、予約・申請フロー、現場で使う業務アプリのように「モバイル前提」の利用シーンでは、Adaloの出力先と画面遷移の作りやすさが効きます。
社内ツールや管理画面のMVPを素早く検証したい場合 どちらも候補になりますが、データベースとワークフロー中心の社内ツール・管理画面ならBubble、フォーム入力と申請フローをスマホで回したいならAdaloが向きます。AI生成でたたき台を作り、ビジュアル編集で詰めるという流れはどちらも同じため、最終的な利用デバイスで決めるのが現実的です。
Bubbleを選ぶべきケース / Adaloを選ぶべきケース
Bubbleを選ぶべきケース
- SaaS、マーケットプレイス、社内ツールなどWebアプリ中心のプロダクトを作りたい
- ユーザー認証や決済を組み込んだ本格的なプロダクトをコードなしで公開したい
- 外部API連携やプラグインで機能を拡張していきたい
- 開発リソースが限られた事業部門・起業家が、まず無料で検証を始めたい
- データベースとワークフローを細かく作り込みたい
Adaloを選ぶべきケース
- iOS・Androidのネイティブアプリとして公開したいプロダクトがある
- 会員向けアプリ、予約・申請フロー、業務アプリなどモバイル前提の用途
- プッシュ通知を使ったユーザーへの再アプローチを想定している
- Airtableなどの外部コレクションをデータ基盤として使いたい
- 開発者を雇わずに、AI生成でたたき台を作りながらMVPを検証したい
よくある質問
Q. BubbleとAdaloはどちらを選ぶべきですか?
Webアプリ中心ならBubble、iOS・Androidのネイティブモバイルアプリ前提ならAdaloが向きます。SaaS、社内ツール、マーケットプレイスはBubble、会員向けアプリや予約・申請フローはAdaloが第一候補です。
Q. SaaSや課金型WebサービスにはBubbleとAdaloのどちらが向いていますか?
SaaSや課金型Webサービスを作るならBubbleが向いています。ユーザー認証、決済、外部API連携、プラグイン拡張に対応し、バックエンドのワークフローまで細かく調整できるためです。
Q. iOS・Androidアプリを作るならBubbleよりAdaloがよいですか?
iOS・Androidのネイティブアプリとして公開したい場合はAdaloが向いています。同一プロジェクトからネイティブアプリとWebを公開でき、プッシュ通知にも対応するため、モバイル前提の用途と相性があります。
Q. BubbleとAdaloは日本語で使えますか?
記事内の比較では、BubbleもAdaloも管理画面は英語のみです。どちらも最初は使い方を覚えるのに時間がかかるため、日本語UIを前提に選ぶのではなく、Web中心かモバイル中心かで判断するのが現実的です。
Q. 社内ツールや管理画面のMVPにはBubbleとAdaloのどちらが適していますか?
データベースとワークフロー中心の社内ツールや管理画面ならBubbleが向いています。一方、フォーム入力や申請フローをスマホで使う業務アプリならAdaloが候補です。最終的な利用デバイスで選ぶのが基本です。
