PLAUD NOTE vs Fathom|月300分無料と買い切り27,500円で選ぶ (2026年版)

PLAUD NOTE vs Fathom|月300分無料と買い切り27,500円で選ぶ (2026年版)

この記事のポイント 答えは使う場所で決まる。対面の商談・取材・現場ヒアリングを残すなら PLAUD NOTE、Zoom・Meet・Teamsのオンライン会議を回すなら Fathom。PLAUDは本体買い切り27,500円〜+月300分の無料文字起こし、Fathomはソフト単体で無料枠が太い。両者は競合というより、録る相手が物理空間かブラウザの中かで棲み分けている。

PLAUD NOTEとFathomを同じ土俵で比べると、たいてい選択を誤る。片方は手のひらサイズのハードウェア、もう片方はWeb会議に勝手に入ってくるソフトだからだ。

「AIで会話を文字起こしして要約する」というゴールは同じでも、入り口がまるで違う。だからこの記事は機能の優劣ではなく、あなたの会議がどこで起きているかを軸に切り分ける。

結論:対面ならPLAUD NOTE、オンラインならFathom

PLAUD NOTE vs Fathom - 解説1

物理的な対面の会話を残すならPLAUD NOTE、ブラウザ上のWeb会議を自動化するならFathom——この一行でほぼ決着する。

PLAUD NOTEは専用デバイスを持ち歩いて録る。営業先のオフィス、カフェでの打ち合わせ、取材、対面のヒアリングなど、PCを開けない・開きたくない場面で強い。

Fathomは会議URLに自動参加し、録画・文字起こし・要約・アクションアイテム抽出までを無人でこなす。リモート会議が業務の中心なら、こちらが圧倒的に楽だ。

両方を併用する人も珍しくない。外はPLAUD、画面の中はFathom、という分担は理にかなっている。

主要スペック比較

PLAUD NOTE vs Fathom - 解説2

下の表は両者の設計思想の違いをそのまま映している。価格や枠は変更されやすいので、契約前に公式での確認を勧める。

項目PLAUD NOTEFathom
形態専用AIボイスレコーダー(ハードウェア)Web会議用AIノートテイカー(ソフト)
初期費用本体買い切り27,500円〜30,800円なし(アプリ)
無料枠スタータープラン月300分(GPT-4o文字起こし・要約)無料プランで録画・要約が利用可(bot系では太め)
上位プランプロ年16,800円(月1,200分)/無制限年40,000円有料プランで連携・検索・チーム機能を拡張
録る対象対面・電話・スマホ周辺の音声Zoom/Google Meet/Microsoft Teamsの会議
連携アプリ内で文字起こし・要約を管理Slack/Salesforce/HubSpot/Zapier
オフライン端末で録音、後でアプリ処理非対応(クラウド前提)
向く人外回り営業・記者・士業・現場担当リモート中心の営業・CS・チーム運用

要するに、PLAUDは「初期投資して物理空間の会話を握る」、Fathomは「ゼロ円から始めてオンライン会議を自動化する」。コスト構造からして別の生き物だ。

料金:買い切り+月額のPLAUD、ソフト課金のFathom

PLAUD NOTE vs Fathom - 解説3

PLAUDは本体代という固定費が先に来て、その後に使う分のプラン料金が乗る二段構えだ。

PLAUD NOTEの本体は買い切りで27,500円〜30,800円。プランはスタータープラン(無料・月300分)、プロプラン(年16,800円・月1,200分)、無制限プラン(年40,000円・制限なし)の3つに整理されている。

注目すべきはスタータープランで、本体を買えば月300分のGPT-4o文字起こし・要約が永年無料で付く。軽い使い方なら追加課金なしで回せる設計だ。

Fathomはハードを買わないぶん入り口がゼロ円。無料プランでも録画と要約が使えるのが強みで、bot系ノートテイカーの中では無料枠が太い部類に入る。Slack連携やSalesforce同期などチーム運用の機能で有料に上がっていく。

コストの考え方

  • まず試したい・初期投資を避けたい → Fathom(無料開始)
  • 月の文字起こしが300分以内 → PLAUD NOTEのスターターで実質無料運用
  • 月1,200分まで対面録音を多用 → PLAUDプロ(年16,800円)が現実的
  • 無制限に録りたい士業・記者 → PLAUD無制限(年40,000円)

日本語精度と話者の区別

PLAUD NOTE vs Fathom - 解説4

どちらも日本語の文字起こしは実用域だが、UIは英語中心で、過度な期待は禁物だ。

PLAUD NOTEはGPT-4oを使った文字起こしと要約が売りで、複数話者の会話を区別しながらテキスト化できる。対面の商談やインタビューのように「誰が何を言ったか」が重要な場面で効いてくる。

Fathomもオンライン会議の発言を話者ごとに整理し、要点とアクションアイテムを会議直後に吐き出す。ただし日本語の精度は英語に一歩譲る場面があり、専門用語の多い会議では固有名詞の取りこぼしが起きやすい。

どちらを使うにせよ、生成された要約は鵜呑みにせず、数字・固有名詞・決定事項だけは元音声で裏取りする運用が安全だ。

連携とワークフロー:Fathomが一歩リード

会議内容を業務ツールへ自動で流したいなら、連携の幅でFathomが明確に勝つ。

Fathomは会議後の要約をSlackに投げ、商談履歴をSalesforceやHubSpotに同期し、Zapier経由で他のツールにもつなげる。議事録を手で転記する手間がほぼ消えるため、営業・カスタマーサクセスの定常業務に組み込みやすい。

PLAUD NOTEは録ったデータをアプリ内で読み返し、要約を確認するのが基本線。後から一次情報として振り返る用途には向くが、CRMへ自動で流し込むような運用には設計されていない。

チームで会議ログを資産化したいならFathom、個人が会話を確実に手元へ残したいならPLAUD、という住み分けがここでも繰り返される。

ウェアラブル派には「PLAUD NotePin」

胸元に着けっぱなしで録りたいなら、PLAUD NOTEの兄弟機NotePinが選択肢になる。

NotePinはクリップやストラップで身に着けるウェアラブル型で、録音はボタンを押す(タップする)だけ。会議中に目立たず装着し、あとはアプリが文字起こしと整理を担う。

カード型のPLAUD NOTEが「机に置く・手に持つ」のに対し、NotePinは「身に着けて両手を空ける」設計。歩きながらのヒアリングや立ち会議が多いなら、こちらのほうが取り回しが良い。

どちらもPlaudアプリと同じプラン(スターター/プロ/無制限)で動くので、料金の考え方は本記事のPLAUD NOTEの項目がそのまま使える。

他のAI議事録ツールとの位置づけ

PLAUDとFathomの二択で迷うなら、選択肢を一段引いて全体像を見ると判断が楽になる。

Fathomは「bot系(会議に自動参加するタイプ)」の代表格で、無料枠の太さが武器。同じカテゴリにはOtterやFireflies、Granolaなどが並び、CRM連携の強さや要約のクセでそれぞれ色が違う。

Fathomで物足りなくなったら、まず同系統を横で比べるのが筋がいい。当サイトのAI議事録ツールのまとめも判断材料になる。

PLAUD NOTEはこの土俵の外にいる。ソフト同士の比較ではなく、「物理空間の会話をハードで握る」という別ジャンルとして捉えるのが正しい。

PLAUD NOTEを選ぶべき人 / Fathomを選ぶべき人

迷ったら、自分の一週間で「録りたい会話」がどこで起きているかを数えればいい。

PLAUD NOTEを選ぶべき人

  • 対面の商談・取材・現場ヒアリングが業務の中心
  • PCを開けない・開きたくない場面で記録を残したい
  • 複数話者の会話を区別して文字起こししたい
  • 月300分以内なら追加課金なしで運用したい

Fathomを選ぶべき人

  • Zoom/Google Meet/Teamsの会議が日々の中心
  • 会議直後に要約・アクションアイテムを共有したい
  • Slack/Salesforce/HubSpotに会議内容を同期したい
  • まず無料で試してから本格導入を決めたい

編集部の評価

正直、この二つを「どっちが上か」で語るのは筋が悪い。比べるべきは性能ではなく、あなたの会議の居場所だ。

リモート中心のチームにとって、Fathomの無料枠は破格だ。ゼロ円で録画・要約・アクション抽出まで回り、Slackに流れてくる。ここまで揃って無料なのは、bot系では一択級の強さと言っていい。

一方でPLAUD NOTEは、初期2万円台を払ってでも対面の会話を確実に握れる点が重宝する。月300分まで無料で文字起こしできるスタータープランの存在も大きく、買い切りの安心感と相性がいい。

弱点も率直に言う。両者ともUIは英語中心で、日本語の専門用語は取りこぼすことがある。要約をそのまま提出するのは微妙で、重要箇所の裏取りは必須。この一手間を惜しむと、後で痛い目を見る。

結論として、対面が多いならPLAUD、画面の中で会議が完結するならFathom。両方の場面があるなら、無料枠同士で併用してから主役を決めるのが一番賢い。

よくある質問(FAQ)

Q. PLAUD NOTEとFathomは併用できますか?

できる。むしろ理にかなっている。対面はPLAUD NOTE、Web会議はFathomと役割を分ければ、それぞれの無料枠(PLAUDは月300分、Fathomは無料プラン)から始められ、追加コストを抑えつつ両方の場面をカバーできる。

Q. 一番安く始められるのはどちらですか?

初期費用ゼロで始めるならFathom。アプリだけで無料プランが使える。PLAUD NOTEは本体買い切り27,500円〜が先に必要だが、その後は月300分まで文字起こし・要約が無料で付く。

Q. 日本語の文字起こし精度は十分ですか?

日常会話レベルなら両者とも実用的。ただしUIは英語中心で、専門用語や固有名詞の多い会議では取りこぼしが出る。数字・決定事項・人名は元音声での確認を前提にするのが安全だ。

Q. Fathomは録画なしの対面会議でも使えますか?

基本的に不向き。FathomはZoom・Meet・Teamsなどのオンライン会議に自動参加する設計で、オフライン非対応。対面の会話を録るならPLAUD NOTEのようなハードウェアが適している。

Q. PLAUD NOTEとNotePinはどちらを買うべき?

机に置く・手に持つ使い方ならカード型のPLAUD NOTE、身に着けて両手を空けたいならウェアラブルのNotePin。料金プラン(スターター/プロ/無制限)は共通なので、装着スタイルの好みで選んでいい。