文脈を読むPII匿名化
Limina(2026年3月にPrivate AIから社名変更)は、テキスト・音声・画像・文書に含まれる個人情報(PII)・医療情報(PHI)・カード情報(PCI)を自動検出し、削除・仮名化・合成データ置換を行うプラットフォームです。AWS Comprehend等の汎用APIやPresidioがフォーマット一致(パターンマッチ)に依存するのに対し、Liminaは文脈から名前や関連情報を判定するcontext-aware方式を採用しています。
主要機能
- 50以上のエンティティ×52言語: PII/PHI/PCIを1つのAPIで検出。国際的な表記バリエーションにも対応
- 自社インフラ展開: VPC・オンプレミス環境で動くコンテナ版を提供し、データを外部に出さない運用が可能。AWS/Azure/Snowflakeのマーケットプレイス経由やクラウドSaaS版もあり
- 崩れたデータへの対応: 音声認識誤り・OCR誤り・手書き文書・会話特有の言い回しなど、他ツールが取りこぼしやすいデータを想定した設計
- 既存スタックとの連携: AWS、Azure、Snowflake、NVIDIA NeMoに接続可能
公開情報では、Providence Healthの医師間会話で99.5%の検出精度、Boehringer Ingelheimの医療問い合わせ対応時間を48時間から数分に短縮した実績が示されています。
想定ユーザー
医療、金融、保険、コンタクトセンター、製薬・ライフサイエンス業界で、顧客データや通話ログ、カルテなどをLLM活用前に匿名化したい法人チーム向けです。


