tsuzumi 2とは

tsuzumi 2は、NTTが自然言語処理技術をもとにフルスクラッチ開発した国産大規模言語モデル「tsuzumi」の後継版で、2025年10月20日に提供が開始されました。1GPU(40GBメモリ以下を想定)で動作する軽量設計を維持しつつ、MT-benchなどのベンチマークでGPT-5と同程度の性能を達成しています。

主要な強化点

  • ベンチマーク性能の向上: 日本語MT-benchでGPT-5と同水準のスコアを記録
  • 業務文書タスクの強化: 利用の8割を占めるとされるRAG検索要約、文書からの情報抽出・要約タスクを重点強化し、前バージョンから精度を大きく向上
  • 指示遂行力の強化: 報告様式に沿った要約やJSON形式での情報抽出など、出力形式の指定に忠実に従う
  • 金融・自治体・医療分野の知識増強: これらの分野の利用が多いため、専門知識を重点的に学習

開発背景

学習データの権利・品質を自社で完全管理するため、他社モデルを土台にせずゼロから構築するフルスクラッチ開発を採用。前バージョン同様、日本の国内法に準じて開発された純国産モデルです。

想定ユーザー

高頻度利用でAPI課金コストが嵩む企業、機微情報をオンプレミス環境で扱う金融・自治体・医療機関など、日本語の文書業務を自社基盤で完結させたい法人向け。