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株式会社ウォーターリンクス

兵庫県姫路市に本社を置く水道事業体向けSaaS企業。2019年9月設立で、水道・設備分野を手がけるインフラプラスグループの連結子会社にあたる。代表取締役社長は原裕二氏、資本金は5,000万円である。事業の主軸は、クラウド・AI・IoTを組み合わせた水道DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進だ。具体的にはAMR方式の水道スマートメーターと、検針・料金・漏水管理を一気通貫で扱うアプリケーション・サービスの開発・運営・保守を展開しています。グループ会社の株式会社ウォーターデバイス(兵庫県豊岡市)が製造するAMR方式スマートメーターと連携し、京都府与謝野町とは水道DX推進に関する連携協定を締結。住宅74戸規模の実証実験にも着手した。人口減少と職員不足に直面する自治体・水道事業体に向けた、検針コスト削減や漏水検知の高度化を強みとしている。

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株式会社ウォーターリンクスについて

株式会社ウォーターリンクスは、兵庫県姫路市に本社を構える水道事業体向けSaaS企業である。設立は2019年9月。代表取締役社長は原裕二氏で、ほかに代表取締役の谷口貴俊氏(インフラプラス取締役グループCFO兼CSO)、取締役営業部長の辻岡伸哉氏が役員に名を連ねる。資本金は5,000万円。同社は1947年創業のインフラプラスグループの連結子会社にあたり、グループは水道事業・設備事業・SaaS事業の3領域に専門特化している。水道インフラに対する長年の知見をベースに、ソフトウェア・クラウド・AIを掛け合わせた新規事業として、ウォーターリンクスが立ち上げられた経緯がある。

事業内容は大きく分けて、水道事業体向けアプリケーション・サービスの開発・運営・保守と、クラウド/AIサービスの開発・運営・保守の2軸だ。さらにIoT機器の企画、AIサービス全般の開発運営、ASP/IoT/クラウド/AI領域への投資事業も会社目的に掲げられている。国が推進するCPS/ICT化、水道広域化、将来の水道スマート化を見据えた、業界特化型のSaaSプラットフォームを志向する立て付けだ。提供形態は、提供者側で稼働しているソフトウェアをサービス事業者側で利用する、典型的なクラウド型サブスクリプションである。

強みは、グループの実物資産・現場ノウハウとSaaSプロダクトの統合にある。同社は連結子会社の株式会社ウォーターデバイス(本社:兵庫県豊岡市、代表取締役社長:岩本晃幸氏)と連携し、AMR方式(Automated Meter Reading/自動検針)の水道スマートメーターを実装する。AMR方式とは、水道メーターに搭載された無線子機により、検針員が直接メーターを読むことなく一括で無線検針を行う仕組みのことだ。検針方式はウォーク・バイ方式とドライブ・バイ方式があり、検針員の労務負荷と人為的ミスを大幅に削減できる。同社はAMR方式における画期的な検針方法に関する特許出願も行っており、ハードウェアとソフトウェアの両輪を自社グループ内で握っている点が、純粋なシステムベンダーとの大きな違いだ。

対応業種は、上下水道事業を担う自治体(地方公営企業)が中心となる。水道広域化、官民連携(PPP/PFI、ウォーターPPP)、第三者委託、コンセッション方式の導入など、水道経営の構造改革が進む中で、デジタル基盤としてのSaaSとIoT検針インフラを提供する役割を担う。具体的な活用シーンは、検針業務の自動化と省人化、漏水・滞納の早期検知、料金システムとのデータ連携、需要予測の高度化、災害時の遠隔モニタリングなどが想定される。陸上養殖分野にもグループとして取り組んでおり、水処理ノウハウを応用した収益改善の事業領域として位置づけられている。

おすすめの導入先は、検針員の高齢化や採用難に悩む水道事業体、広域連携・経営統合の準備段階にある自治体、漏水率や有収率の改善を中期計画に掲げる事業体、料金システムを老朽化したオンプレ環境からクラウドへ移行したい組織である。インフラプラスグループとして70年以上にわたり水道・設備事業に関わってきた歴史と、AMR特許やSaaSプロダクトを併せ持つ体制が判断材料となるだろう。京都府与謝野町(上下水道事業、与謝野町長:山添藤真氏)との水道DX推進連携協定のように、自治体との実証フェーズから入る座組も可能だ。

補助金活用に関しては、公開情報の範囲ではウォーターリンクス自身がIT導入補助金やものづくり補助金の認定支援機関である旨は確認できなかった。一方で、水道事業体向けの導入では、総務省・国土交通省・厚生労働省所管の水道広域化推進プラン関連補助金、地方公営企業のDX交付金、デジタル田園都市国家構想交付金などが想定される。具体的な補助制度・要件の最新情報、および同社サービスとの組み合わせ可否については、公式サイト(waterlinks-japan.com)経由で個別に確認することが望ましい。

得意分野

提供サービス

水道事業体向けSaaSアプリケーション

上下水道を担う自治体・公営企業向けに、検針・料金・顧客管理など水道業務に特化したクラウド型アプリケーションを開発・運営・保守する。提供者側のソフトウェアをサービス事業者側で利用する形態を採り、システム導入の初期投資と運用負荷を抑える設計です。

AMR方式 水道スマートメーター連携サービス

連結子会社・株式会社ウォーターデバイス(兵庫県豊岡市)が製造するAMR方式水道スマートメーターと連携し、無線一括検針を実現する。検針員の負荷軽減、人為ミスの排除、漏水・異常の早期把握につながる検針インフラとして、自治体に向けて提供している。

クラウド/AIサービスの開発・運営・保守

水道事業領域に閉じない、クラウドおよびAIを活用したサービスの開発・運営・保守を会社目的に掲げる。IoT機器との連携や需要予測、データ分析等の機能を、自社プロダクトおよび受託開発の両面でカバーする位置づけだ。

水道DX推進に関する連携・実証

自治体との水道DX推進連携協定をベースに、スマートメーターの実証実験や検針データを起点とした業務改革を支援する。京都府与謝野町との協定のように、住宅単位での実装からスタートし段階的に範囲を広げるアプローチを取っています。

ASP/IoT/クラウド/AI領域への投資事業

事業目的としてASP・IoT・クラウド・AI関連分野への投資事業を定款上掲げており、水道分野に隣接する技術領域への出資・協業を可能とする枠組みを持つ。インフラ系SaaSのエコシステム形成を視野に入れた設計だ。

よくある質問

Q. 株式会社ウォーターリンクス とはどんな会社ですか?

兵庫県姫路市に本社を置く水道事業体向けSaaS企業である。2019年9月設立、代表取締役社長は原裕二氏、資本金5,000万円。インフラプラスグループの連結子会社で、水道DXに必要なクラウド・AIアプリケーションと、AMR方式スマートメーターによる検針インフラを一体で提供している。

Q. 対応している業種は?

上下水道を担う自治体(地方公営企業)が中心となる業種だ。検針・料金・顧客管理などの基幹業務SaaSと、AMR方式スマートメーターを組み合わせ、水道事業の広域化・効率化・スマート化に取り組む事業体への対応を想定している。グループ全体では陸上養殖など水処理関連分野も手がけています。

Q. 他社と比較した強みは?

公開情報の範囲では、他社と横並びで比較する明示的なベンチマーク情報は確認できない。一方で特徴として挙げられるのは、ハードウェア(AMR方式スマートメーター、特許出願済み)とソフトウェア(水道事業体向けSaaS)の両方をグループ内で内製している点、および創業1947年のインフラプラスグループによる水道インフラ事業の蓄積を背景に持つ点である。

Q. 費用感は?

公式サイトおよび公開資料の範囲では、SaaS利用料・スマートメーター導入費用などの価格表は確認できなかった。導入規模(戸数、対象業務、AMR方式の方式(ウォーク・バイ/ドライブ・バイ)など)に応じた個別見積もりが基本となるため、詳細は公式サイトから問い合わせる流れになる。

Q. 問い合わせ方法は?

公式サイト(https://waterlinks-japan.com/)の問い合わせ窓口経由が公式の受付ルートである。会社概要・事業内容ページにて代表者・所在地・事業範囲を確認したうえで、自治体規模・対象業務・想定スケジュールを整理して相談すると、提案内容を具体化しやすい。

Q. IT 導入補助金 / ものづくり補助金 の認定支援機関ですか?

公開情報の範囲では、株式会社ウォーターリンクス自身がIT導入補助金やものづくり補助金の認定支援機関である旨は確認できなかった。水道事業体向けの導入では、水道広域化推進プラン関連補助金やデジタル田園都市国家構想交付金など、所管省庁の制度活用が想定される。最新の活用可否は公式問い合わせでの確認が確実だ。

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