【2026年最新】Otter.ai完全ガイド|AI文字起こし・議事録の使い方と料金
「会議中にメモを取るのをやめたい」「議事録作成に時間を使いたくない」——そんな悩みを解決するのがOtter.aiです。音声をリアルタイムで文字に起こし、AI要約・アクションアイテム抽出まで自動でこなすこのツールは、2026年現在も会議録音・議事録自動化の定番として使われています。
Fathomなどの競合との比較も含め、どのツールがあなたに合うかを判断できるよう構成しました。
Key Takeaway: Otter.aiの使い方・料金プランを2026年最新版で完全解説。OtterPilotによるZoom/Meet自動参加、文字起こし精度、Fathomとの比較まで徹底紹介します。
この記事の要点
- Otter.aiの基本機能と文字起こし精度
- OtterPilotによるZoom・Google Meet自動参加の設定方法
- Free・Pro・Businessプランの料金と違い
- Fathomとどちらを選ぶべきか
- 日本語対応の現状と使い方のコツ
30秒で結論
- 英語の会議が多い人 → Otter.aiのOtterPilotが最も完成度が高い。Proプラン(月$16.67、年払い)で十分
- 日本語メインの会議 → Otter.aiよりAI議事録ツール比較を参照して他のツールも検討を
- 無料で使いたい個人ユーザー → FathomのFreeプラン(無制限録音)が圧倒的にお得
- チームで共有・CRM連携が必要 → Otter.ai BusinessプランかFathomのTeamプランを比較
- 議事録の深い分析・検索が必要 → Otter.aiのチャット機能で過去の会議から横断検索できる
Otter.aiとは? AI文字起こしの定番ツール
Otter.aiは2016年にAISense社が開発を開始したAI文字起こしサービスです。英語での文字起こし精度の高さと、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsとのシームレスな連携で、特に英語圏のビジネスパーソンに広く使われています。
2026年現在の主な特徴は以下の通りです。
- リアルタイム文字起こし:音声を話しながら同時にテキスト化する
- AI要約(AI Summary):会議終了後に自動でサマリーを生成
- アクションアイテム抽出:「〜してください」「〜までに対応します」などの発言を自動でTODOとして抽出
- スピーカー識別(Speaker Identification):誰が発言したかを自動で区別する
- OtterPilot:会議に自動参加する専用ボット機能
Otter.aiの文字起こし精度
英語の会議における文字起こし精度は90〜95%程度とされており、一般的な会議の録音・議事録作成には十分な精度です。ただし以下の要因で精度が下がります:
- 強いアクセント(非ネイティブスピーカー)
- 専門用語・固有名詞(事前に用語登録することで改善可能)
- 周囲の雑音が多い環境
- 複数人が同時に話す状況
日本語については精度が大幅に劣るのが現状です。日本語の商談・会議の文字起こしには、日本語に特化した他のツールの方が現時点では適しています。
OtterPilot:会議に自動参加するAIボット

OtterPilotはOtter.aiの最大の差別化機能です。カレンダーと連携させると、会議の開始時刻になると自動でZoom・Google Meet・Microsoft Teamsに参加ボットが参加し、参加者に断ることなく録音・文字起こしが始まります。
OtterPilotの設定方法
1. カレンダー連携
Otter.aiのダッシュボードから「Settings」→「Calendar」を開き、Google CalendarまたはMicrosoft Outlookと連携します。今後の予定が自動でOtter.aiに取り込まれます。
2. 自動参加の設定
「OtterPilot」タブで「Auto-join meetings」を有効にします。参加する会議の条件(全会議 / 自分が主催する会議 / 特定カレンダーのもののみ)を設定できます。
3. 会議の当日
設定時刻になるとOtterPilotが自動でミーティングに参加します。参加者画面には「Otter.ai」のボットが表示されます(参加者への通知はプラットフォームの設定によります)。
OtterPilotができること
- リアルタイム文字起こし:会議中にメンバーがOtter.aiを開くと、話した内容がリアルタイムで表示される
- 自動要約:会議終了後すぐにAI要約とアクションアイテムが生成される
- ハイライト機能:会議中に重要な発言を「ハイライト」マーク(★)して後から参照できる
- 質問応答:会議の文字起こしに対して「〇〇の決定事項は?」「誰が担当になった?」と質問できる
OtterPilotはProプラン以上で利用できます(Freeプランでは使用不可)。
Otter.aiのAI機能:要約・チャット・チャンネル

AI Summary(自動要約)
会議終了後に自動で生成される要約は以下のセクションで構成されます:
- Overview:会議全体の概要(3〜5行)
- Action Items:「〜までに対応する」「〜を確認する」などのTODO一覧
- Outline:議題ごとのポイントを箇条書き
要約の精度は「会議中に明確に意見・決定が述べられているか」に大きく依存します。雑談が多い会議や結論が曖昧な会議では要約の質が下がります。
Otterチャット(AI Chat)
会議の文字起こしに対して、チャットで質問できる機能です。
「このミーティングで決まったことを3つ教えて」 「マーケティング予算について話した部分を要約して」 「田中さんが担当することになったタスクを教えて」
さらに強力なのは複数の会議にまたがった横断検索です。「先月の週次ミーティングで議論した〇〇プロジェクトの進捗をまとめて」という質問に対して、複数の会議録を参照して回答を生成します。
Otterチャンネル
チームメンバーと会議の要約・メモを共有するためのスペースです。Slackのチャンネルに近い概念で、特定のプロジェクトやチームごとに会議録をまとめて管理できます。
料金プランの比較
2026年4月時点のOtter.aiの料金プランです。
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | 録音上限 | OtterPilot |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | 300分/月(1録音最大30分) | ✗ |
| Pro | $20/月 | $16.67/月 | 1,200分/月(1録音最大90分) | ✓(月25回) |
| Business | $30/人/月 | $20/人/月 | 6,000分/人/月 | ✓(無制限) |
| Enterprise | カスタム | カスタム | カスタム | ✓ |
Freeプランの制限
月300分(約5時間)の録音制限があります。1回の録音は最大30分まで。週に数回、30分以内の会議があれば無料で使える計算ですが、それ以上使うとすぐに上限に達します。
また、FreeプランにはOtterPilot(自動会議参加ボット)が含まれないため、ZoomやMeetに自動参加してもらう機能は使えません。
Proプランの特徴
最も人気の高いプランです。年払いで月$16.67(年間約$200)に下がります。OtterPilotが月25回使えるため、週5日すべての会議をカバーできます。録音上限1,200分(約20時間)は十分な余裕があります。
Businessプランの追加機能
チーム全体での利用、管理者コンソール、Salesforceなどへの連携、カスタム語彙登録の強化、SSOなどが追加されます。1人あたり月$20(年払い)と、Proとほぼ同価格でチーム機能が付きます。
Fathomとの比較:どちらを選ぶべきか
Otter.aiの最大の競合はFathomです。両者の最大の違いは無料プランの太っ腹さです。
| 比較項目 | Otter.ai | Fathom |
|---|---|---|
| 無料プラン | 300分/月 | 無制限(個人) |
| 有料プラン(月) | $16.67〜(年払い) | $19〜(年払い) |
| Teamsプラン(月) | $20/人 | $19/人 |
| 自動会議参加 | OtterPilot(有料) | ✓(無料プランから) |
| AI要約 | ✓ | ✓ |
| 横断検索 | ✓(Proから) | △(制限あり) |
| CRM連携 | Business以上 | Teamプランから |
| 日本語精度 | △ | △ |
Fathomを選ぶべき人:
個人で無料から使いたいなら、Fathomの無制限録音Freeプランが圧倒的に有利です。毎日何回会議があっても無料で文字起こし・要約が使えます。
Otter.aiを選ぶべき人:
チームでの横断検索・過去の会議データへの問い合わせ機能、カスタム語彙登録、Salesforce・HubSpot連携を重視するならOtter.aiに優位性があります。また、Otter.aiはOtterPilotの安定性と完成度が業界でも高く評価されています。
編集部の検証メモ
検証の観点
会議録音・AI議事録ツールは「精度」「自動化レベル」「コスト」が選定の三大軸となります。Otter.aiを評価するにあたり、競合のFathom・tl;dvと公開情報ベースで比較しました。
公開情報からの比較整理
| 項目 | Otter.ai Pro | Fathom Free | tl;dv Free |
|---|---|---|---|
| 料金 | 月$16.67(年払い) | 無料(無制限録音) | 無料(10録音まで) |
| 文字起こし上限 | 月1,200分 | 無制限 | 制限あり |
| AI要約 | 標準搭載 | 標準搭載 | 一部機能のみ |
| Zoom/Meet/Teams自動参加 | OtterPilotで対応 | 対応 | 対応 |
| 日本語精度 | 公式は英語特化、日本語は精度劣る | 限定的 | 30言語対応を公式表記 |
| 横断検索・チャット | Otter Chatで対応 | 限定的 | 限定的 |
料金や上限は変動するため、最終判断時は各社公式サイトの最新情報を参照してください。
編集部の総合判断
- 英語の会議が中心のビジネスパーソン → Otter.ai Proが最有力。OtterPilotの自動参加とOtter Chatによる過去会議の横断検索は他ツールにない強みです。
- 無料で会議録音を回したい個人ユーザー → Fathomの無制限録音Freeプランがコスト面で優位。
- 日本語会議がメインのチーム → 公式仕様から判断する限りOtter.aiは英語特化のため、日本語対応を強調しているAI議事録ツールを別途比較検討するのが無難です。
よくある質問
Q. Otter.aiは日本語に対応していますか?
Otter.aiは日本語の文字起こしにも対応していますが、精度は英語と比べて大幅に低いのが現状です。日本語の自然な会話では認識精度が60〜70%程度になる場合があり、議事録として使うには手直しが必要になります。日本語メインの会議録音・文字起こしには、日本語特化ツールを検討することをおすすめします。
Q. OtterPilotは参加者に通知されますか?
Zoomでは、ボットが参加すると参加者リストに「Otter.ai」のアカウントが表示されます。録音の事前告知はZoomの設定でも可能ですが、OtterPilotが参加している事実は隠せません。透明性のある会議録音に使うのがベストプラクティスです。
Q. 過去の録音データはどのくらい保存されますか?
Proプランでは保存期間に制限はなく、過去のすべての録音が保存されます(Freeプランはストレージ上限あり)。録音データはOtterの安全なクラウドに暗号化して保存されます。
Q. Zoomの録音機能と何が違いますか?
Zoomにも録音機能はありますが、文字起こしの精度、AI要約の質、アクションアイテムの自動抽出、過去会議への横断検索など、Otter.aiの方が会議録としての使いやすさが格段に上です。Zoomの録音は「音声・動画を保存する」のが主目的ですが、Otter.aiは「会議の内容を資産化する」ことが目的です。
Q. Proプランはいつでも解約できますか?
はい、月払いはいつでも解約可能です。年払いの場合は解約しても残りの期間は使えますが、日割り返金は原則ありません。まず月払いで試してから年払いに切り替えることをおすすめします。
Q. Microsoft TeamsやGoogle Meetでも使えますか?
はい。OtterPilotはZoom、Google Meet、Microsoft Teamsの3つに対応しています。カレンダー連携でいずれのプラットフォームの会議にも自動参加します。ただしモバイルアプリからの録音はプラットフォーム問わず手動起動が必要です。
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